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旦那との出会い8~明日~

呼び出されて、彼と会う日を決めた。
で…その彼と会う前日って日に例のおじいさまがお店に来た(※旦那との出会い2参照)。

とりあえず

彼を紹介してくれたのはおじいさまだったし、旦那との例の事を話すべきなのか
どうなのか私は接客しながらずっと考えてた。


「元気ないな。どうだい調子は?」

「調子ですか?」

「結婚するのかい?」

「・・・」

「・・しなさい」


おじいさまは落ち着いた低い声で、でもしっかりと私に言った。


「君が彼に気が無い事は、私は知っているよ。でも君の両親の借金の事も、私は知っている。私がその借金の金を払うと言っても君は受け取らない事も、察しはつく。その借金を今のようなペースで返してたら、完済までに君はおばあちゃんだ。それを見ているのは何事にも替え難く、ワシは無念だし苦しいしやるせない」



・・・



「彼と結婚する事が正しい事なんでしょうか?それに彼は本当に私と結婚を望んでいるんでしょうか…?」


そう聞きたかったけど、言葉に出せなかった。


「明日、会うんです彼と」

「そうかい」

「・・・」

「彼の家は代々続く資産家だ。資産家令嬢でもない君が嫁ぐ事は色々難しいかもしれんが、ワシが口を利く。人生にチャンスはそうあるもんじゃない。期を逃さんようにしなさい。幸せには色んな形がある。不幸に色んな形があるようにな。」


私が妊娠したって事は結局その夜、おじいさまには言えなかった。


明日・・・


彼に会って何を言われても、どんな事になろうとも


おじいさまの悲しむ顔は見たくないって思った。


だってその当時、私の事を本当に親身になって考えてくれるこの世で唯一の人間がおじいさまだったから。



P.S.
「続きがないぞ、ネタ切れか?」などと言ったコメントを頂いたりしていましたが(笑)またここ数日旦那絡みの色んな事で仮面夫婦を演じないといけない状況が続きまして(ビジネスマンの家族絡みの懇親会やら、パーティーやら・・)。でも私は一旦やると言った以上絶対に途中で投げ出す事はしません。ネタが切れても書き続けます(笑)

・・って本当に事実なんだからネタ切れも何もないってのww

続きはまた明日。

どんなコメントでも大歓迎♪

テーマ:結婚式までの道のり - ジャンル:結婚・家庭生活

  1. 2005/11/22(火) 00:28:49|
  2. 決意
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旦那との出会い7~天使or悪魔~

また何もなかったように働き始めた。

大金持ちの世界も垣間みたし、少しだけ何だか色んな淡い夢を見れたような気になれたし・・・まあ、これはこれで、天使だか悪魔だか知らないけれど、そんな存在が私にくれた試練なのか、幸せへのチャンスだったのか知らないけど、また普通の生活に、戻ったの。


ただ


どうしてもどうしても


おなかの中の赤ちゃんの事だけはどうしようもできないで居た。


考えれば考える程、どうしたらいいのか分からなくなってしまって。


堕ろすのは怖かったし、産むのはその何倍も勇気が必要だった


でも本当に本当に多忙な生活の中で、そんな自分の体の中のそんな大事な事を
何とか考えないように、後回しにもしようとしていた。


そんなこんなで数日が過ぎたある日


彼から電話があったの。第一声は



「あのさ、まだ堕ろしてないよね?会ってくれるでしょ。話あるんで」




ぶん殴ってやろうと思ったから会う事に決めた。

テーマ:妊娠するために必要なこと - ジャンル:結婚・家庭生活

  1. 2005/11/16(水) 01:11:45|
  2. 結婚する理由
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旦那との出会い6

「大事な話があるんですけど」

そう言って私は彼を久しぶりに呼び出した。

でも呼び出したは良いけれど、何て話を切り出したら良いのかも分からなかった。
当たり前の話だけど、二人の間には明るい将来なんて想像も出来なかった。

だって

私は彼の事を好きって訳じゃなかったし、彼も私を好きって訳じゃなかった。
ただお金持ちの自分に簡単になびかない私という物珍しいオンナを
「振り向かせてやりたい」
ってだけの意固地な感情があるだけだった。

彼はいつものように私を迎えにきてくれた。
そして、車を出した。

私は何って切り出したらいいかずっと考えていた。
だから自然と口数も少なくなっていた。でもその日何故か彼は饒舌だったな。

今度新しく始める事業の話や、自分の両親がいかに素晴らしいビジネスのプランを抱いていて、それを実践しているか、とか、そんな話をずっとしてた。



「妊娠したみたいなんです」



私は自分でもびっくりする位唐突にその事実を彼に伝えたの。
しばらくの間、彼はぽかんとして何が何だか訳が分からないって顔をしてたけど
その後、初めて出会った時のように、

ものすごく平坦な目で私を見たのを覚えてる。

その目を見て私は


「ああ、これでこの人の中から私は『除外』されちゃったんだな」

って悟った。


車の中のその何とも言えない空気がとてもとても苦しくて

「ごめんなさい」

って私はずっと言ってた。それで確か千駄ヶ谷で車を止めてもらって「心配しないで下さい。迷惑とかかけたくないしもう終わりにしたいから。それに住む世界も違うし」
とか何か、自分でも何言ってるのか分からないような言葉を色々並べ立てて訳の分からないままとにかくそこから逃げたくて、新宿御苑に一人で入っていって、日が暮れるまでずっと、御苑の中にいた。


追ってきてくれるなんて事はまったく思わなかった。
追ってこなかったけど。


そのまま新宿門から出て、近くの王将で一人で餃子とチャーハンの大盛りを平らげて


「忘れちゃおう」


って思った。もう全部忘れて、また頑張って働いて一人で生きていこうって思った。

テーマ:結婚 - ジャンル:結婚・家庭生活

  1. 2005/11/15(火) 01:12:11|
  2. 決意
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旦那との出会い5

彼との初めてのデート、そして初めての夜の後・・

何度か彼と会いました。

彼にとって本当に私という存在は珍しかったんだと思う。


お金持ちの人って大体そういう傾向があるんだけど
基本的に小さい頃から「手に入らないものはない」って環境で育ってるから
私みたいに
体を許しても、いくらお金持ちのすごさを毎回会う度に見せつけられても(※日記「赤と白」参照)とくに何も特別なリアクションもしないようなオンナに逆に執着してしまう
ってのは、今になって冷静に考えると、分かるんだけど。

当時の私はそれでも

別にすきでもないし、興味もなかった彼とのデートは楽しかった。

ううん
楽しかったって言うよりも、違う世界にいけた。現実逃避ができたの。

毎日毎日、働いても働いても親の借金返済に消えてなくなる私のお給料と向かい合う時間を
少しでも忘れられたから。


だからたまにはセックスもした


でも前回言った通り
私は初回のセックス以外、彼とのセックスで感じた事はない。後にも先にもあの時の一度だけ。


それでも彼は
お金をひけらかしても、色んな彼の知識なんかをひけらかしても、まったく彼になびかない私の事をせめてベットの上では支配しようって必死だった。

そんな彼の姿を見る度に私は滑稽だなあって思った

彼が抱いていたのは私じゃなくて、「彼の中の自意識」なのに。
「オレの手に入らないものはないんだ」って言う、お金持ちの自意識なのに。

そんな感じで何度か会っているうちに
いつの間にか緩やかに彼と私の力関係のバランスが崩れて

気がついたら私の方が優位にたっていた

感情に何の変化もない私と、毎回必死で自分のすごさを見せつけようとする彼。それでも振り向かない私。更に拍車がかかる彼の自慢、ひけらかし、見せつけ、etc・・。彼も私の事を好きな訳じゃなかったのに。ただ、自分のすごさを認めさせたかっただけなのにね。

彼からお誘いの電話があっても
「ごめんなさい、私忙しいから。分かるでしょ?家庭の事情があるんです」
って
断る事もあったな。そんな私に
彼は分厚い封筒に入った札束を何度も渡そうってしたけれど
私はそれは受け取らなかった。受け取れなかったさすがに。


そんな日々も


「もう終わりにしないと・・」って思ってた矢先


私のおなかに彼の子供がいる事が分かったんだ。

テーマ:恋人や結婚相手をを真剣に探してる人へ。 - ジャンル:結婚・家庭生活

  1. 2005/11/09(水) 23:33:20|
  2. おしまいのはじまり
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旦那との出会い4

その夜・・
当然の事ながら彼は私を送るって言ってくれました。

私はね、その日はもう
慣れないセレブな空気や、屈辱や、惨めさや、空しさや


そんな目に見えないものにまとわりつかれて

もう何だかすごく消えてしまいたいくらいやるせなかった。


だから彼の車が私の家とは違う方向に走っていたのも気がつかなかったし気がついたとしても、多分「もうどうでもいいよ」って言ってたと思う。



気がついたら


すごく清潔なにおいのする高価な部屋で私は


彼とキスしていました。

力が抜けて彼に支えられるようにして


彼の舌が入ってくるのを私はまったく受け入れていました



そして彼は私にシャワーを浴びる暇もあたえずにそのまま私を犯しました。
とてもとても乱暴で、すごくすごく拒絶したかったけれど



でも


ぼんやりとした頭でずっと思ってたんだ



 毎日あくせく働いて、ばかみたいに愛想笑いを振りまいて、媚を売って、必死で稼いだお金のほとんど全部が親の借金返済の為にすぐに消えてなくなって・・
 でもこの目の前の男や、今日会ったこの目の前の男の友人達は何の苦労もしないで―私が必死で稼いだお金の何十倍ものお金を、湯水のごとく一瞬で笑顔で使い切れるような人種なんだって思ったら

抵抗する気も失せて



気がついたら私から腰を振っていました



何もかも壊れてしまえばいいのにって思って



それが多分、最初で最後の彼とのH。私が感じた彼とのHは後にも先にもその一度だけ。


でも


それが―その夜がすべての始まりでした。



P.S

このブログのコメントで「嘘にしかみえないなぁ」ってお言葉を昨日頂きました。厳しい意見も書いて下さいって書いたばかりだったので、実は渡しはその言葉が嬉しかったです。

でもね

嘘でこんな話、かけるほど想像力が豊かなオンナじゃないです私(笑)。嘘って思われるような話だとは思います確かに。確かに現実離れしてるし。でも

「信じて」

とは言いません。言えません(笑)

けど、本当の本当のお話です。そう思って貰える為にも―私書かなきゃもっと。うん
そう思います。

続きはまた明日。です。

テーマ:旦那さんのこと。 - ジャンル:結婚・家庭生活

  1. 2005/11/08(火) 02:27:50|
  2. 初めての・・
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